かけ巡るブロカント ~ Aarberg 編 ~
今日も熱いコーヒーをお供に、目指すはベルン州アーベルグ。
あちら方面、小雨と曇りの予報。
エーグルでは雨でもローザンヌあたりから空が明るくなってきて
私の心にも晴れ間がさしこんできた。
今日の日帰り旅は、片道約3時間。
地元ヴォ―州→ヌーシャテル州→べルン州を股にかける。
電車5本の路線を4回の乗り継ぎ。ひゃ~。
でも乗り継ぎ時間がどこも5~10分と無駄がないのは
スイス鉄道においては、とってもラッキー。
さぁて到着、アーベルグは駅までアンティーク感満載。
天気は微妙だけれど、雨粒は落ちていないから大丈夫ね。
前方にテントの群れ。
会場は大きく3つのエリアに分かれていて、まずはメイン広場へ。
さすがに普段のブロカントとは格が違って、どこも逸品揃い。
出店料が相当に高いこのマーケット
珍しいものも多く胸が躍るけれど、その分値段も高くなかなかに手強い。
スイスドイツ語圏ゆえ、私はほとんど無口だった。
でも大抵の店主さん、おどおどフランス語で話しかけてみると
するりとフランス語変換してくれちゃうから、スゴイ。
ドワ―フいっぱい。(夜中にコソコソ騒いでいそう。)
古くて素敵なレースやボタンなど手芸用品が並んだお店。
シュタイフのぬいぐるみをあちこちで見かけるのは、ドイツ語圏だから?
飼い主さんのおしゃべり中も、じっと待っているお利口さんワンコ。
リード、飼い主さんは放しているのにね。
ル・ランドゥロンでいつも買うお気に入りのお店発見!
ここは良心的プライスなので、アレコレ買えて嬉しい。
古いものと新しいものが混在しているので、そこは注意して選ぶ。
今回パニエがなくて残念だったなあ。
最近どこへ行っても可愛いパニエが見つかりにくいのは何故?
広場を抜けて、2つ目のエリア。
川の上を屋根付き橋が渡っていて、そこに細長くお店が並んでいる。
それにしても、なんだろう、今まで見たことのないスイスの景色。
原風景的な、心に沁みる眺め。
…なんて、景色にうっとりしている余裕はないので仕事へ戻る。
屋根付きは雨の心配がいらないけれど、日陰で寒いのね…。
ずっと座っている店主さんは、ひざ掛け必須。
ここ、眺め抜群だけれど、川の上を吹き渡る冷たい風で凍え上がる~~!
最後のエリアは、メインの喧騒からやや離れて
緑に囲まれ、小鳥のさえずりが響き、のんびり良い感じ。
向こうとは、少し時間の流れが違うみたい。
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