使える骨董、生活骨董とは。

Antique Leaves

こんにちは。ANTIQUE COLUMN (アンティーク コラム) 運営チームです。
スタッフが見つけた、アンティークに関する素敵な記事をご紹介しています。

「骨董品」「アンティーク品」と聞くと、時々「お高いのでは?」「ウチの食卓でそんな豪華な食器の出番ないです」という声を聞くことがあります。 確かに 骨董屋さんには、手間暇かけて高度な技法で作られた とても価値のある高価なものもあります。(うかつに触ったらキケン!) が!骨董の世界は それだけじゃないのです。 今回は骨董のある食卓の画像とともに、日常の食卓をちょっと素敵にする生活骨董についてご紹介。


出典:www.roomclip.jp


いわゆる「生活骨董」と呼ばれている、「普段使いの骨董」。もっと云うと昔の人たちの生活に根付いた日用品たち。「骨董品は高いものばかり」「豪華すぎる」と思っている方にこそ知って楽しんいただきたいジャンルだと思います。 初心者の方はまず比較的オープンな骨董屋さんを覗いてみるも良し、ちょっと慣れてきたら骨董市で掘り出すも良し…。自分の食器棚・食卓に加えた姿・お手持ちの食器と組み合わせた様子を想像して選ぶのがコツです。



出典:www.instagram.com


ここで、リーズナブルでかわいい生活骨董に出会うポイントの1つを某ショップの店長さんに伺ったのでご紹介。


 店長:「日本の藍色の食器たちの中には、大きく分けて 通称 ”印判”と呼ばれるものと”染付”と呼ばれるものがあります。簡単に言うと印判は転写して模様をつけているもの、染付は手描きで模様を描いているものですね。印判はそれまでの技法に比べて大量にやきものを生産できたので残っている数も多く、色々な骨董屋さんでも比較的お手軽価格で出していると思いますよ。」


 筆者:「なるほど~。今まで全然気にして見ていなかったのですが、よーく見ると染付は筆のタッチらしきものが分かる!印判はスタンプや版画のような感じで絵が写ってますね。でも図柄がちょっとヨレたりしてて手作業感がグッときます、かわいい。」 


 店長:「そうそう、手描きは絵付師の技術力やひとつひとつの違いに魅力がありるのはよく言われます。でも印判も型があって手で転写をしていたものなので、今はもうそれらの型が無い事を思うととても貴重だと思うんです。」 


 筆者:「しかもすごい数の模様の型があったような感じですね… (お店をパッと見渡すだけでも、本当に様々な図柄のお皿やお湯のみ、蕎麦猪口があったんです。) 印判っていつごろの技法なんですか?」 


 店長:「明治時代頃から採用された技術だと言われているので、現代残っているものでも100年を超える れっきとした骨董が多いんですよ。」

 と、気付けばすっかり印判の魅力に取り付かれ 、印判の蕎麦猪口をお買い上げ。我が家に連れ帰ることに。


出典:www.instagram.com


というのも、以前からお気に入りの蕎麦猪口を手に入れることには憧れていた筆者。コーヒーを飲んだり、アイスクリームを食べたり、プリン作ったり、お酒のおつまみ盛ったり… パッと思いつくだけでもなんと万能な器。あまり物を多く持ちたくないという方にもオススメできる器です。 また、見立てて使うという楽しみも骨董品ならでは。自分なりのアイデアで、古き良きものを どんどん生活の中に取り入れることができます。使って楽しむ、目に触れて手に取って楽しむのが、生活骨董の醍醐味と言っても良いのではないでしょうか。



出典:www.instagram.com


いかがでしたか? 生活の中で出番も多くお値段的にもどんどん使える生活骨董として、今回は印判の器を中心にご紹介しました。


 器の種類や図柄のバラエティが多いので、お気に入りを探す楽しみもあります。そして改めて、日本の生活には藍色がよく似合うことにもはっとしました。 季節のみずみずしい梨をざっくり切って盛り付けただけで、美しいこと! 食事を作る楽しみ、食べる楽しみ、いつもよりちょっと幸せが増しそうな器です。 ぜひ皆さんもお気に入りを見つけて 自分なりの見立てを楽しんでみてください。

0コメント

  • 1000 / 1000